2026年秋冬レディスコレクション ショー
ランウェイの記憶をたどる
昼と夜の間を移ろうトワイライトの時。薄明に知覚は揺らぎ、感覚は研ぎ澄まされる。彫刻のように削りだされたシルエットが、光と影のあわいから姿を現す。シルエットはセンシュアルに、革新に満ちた足取りで歩みを進め、新しいまなざしを世界へと開いていく。
コレクションが描くのは、明暗のゆらぎから生まれるバリエーション。素材は光を受けて変容し、服は徐々に表れる色調に呼応するように、その輪郭を現わしていく。沈みゆく夕日の一筋がもたらす温かみから月明かりが落とす輝きへ、移ろう光の中をたゆたう色。
ワードローブはより動的にダイナミックに。テーラードは動きを解き放ち、ジョッパーズは歩みに躍動感を与え、構造的なシルエットはさりげないトラペーズのシルエットを描き出す。
舞台
天空の青に包まれた空間に、一本の道が影と夜のきらめきの間に現れる。ここは街から自然へと切り替わる境界。自然は生き生きと花開き、シルエットの動きをいざなう。