エルメス表参道店
Window Display

「ネクスト ネイチャー」
Next Nature

2022.12.15(木)~2023.3.8(水)

エルメス表参道のウィンドウでは、エルメスが掲げる年間テーマをさまざまなアーティストの創造的な視点を通して表現します。
エルメスの2022年の年間テーマは「もっと軽やかに」。ウィンドウという空間の中で、エルメスの理想とする夢の世界に誘います。

© Nacasa&Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon

© Nacasa&Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon

自然は長い年月をかけて創造を超える複雑さと美しさを備えたシステムと構造を開発してきました。しかし、人類の出現により、刻々と変化する状況に適応するために、自然の能力は限界まで試されています。今回、ウィンドウを制作するにあたり、自然の「視覚的及び物理的な軽さ」を数学という言語を通して捉えることが出来ると考えました。「Next Nature」とは、自然が本来持っている数学的性質のいくつかを視覚的に探究したものになります。
左側のウィンドウ、「Next Garden」では、繰り返しと回転の両方が重要な役割を担い、何千もの天然バルサ材の薄片から作られた「花」が超軽量の風景を形成し、エルメス製品の鮮やかな色がそれを生き生きとしたものにしています。また、右側のウィンドウの「Next Tree」は、「フラクタル」として知られる数学的パターンを用いて設計されています。「フラクタル」は単純な繰り返し形状から構築され、繰り返されるたびに小さくなっていきます。
リピートとスケールの2つの単純なアクションにより、生み出された木や花を模した構造物—そこから生まれる風景は、自然と人工の世界が融合し、交換可能となる未来を暗示しています。

アーティストプロフィール Artist Profile

ストゥディオ ミケ・メイヤー Studio Mieke Meijer

Studio Mieke Meijerは、オランダのデザインアカデミーアイントホーフェン卒業のMieke Meijer(1982年ウェーゼプ生まれ)とPHTアイントホーフェンを構造エンジニアとして卒業したRoy Letterlé(1978年クルクラーデ生まれ)によって設立されたデザインスタジオ。このスタジオは、建築とデザインの分野を行き来し、建築上の制限に囚われることなく、従来の製品の境界を越え、自由に移動しながら、パブリック及びプライベートな領域へ向けたオブジェクトの設計、開発、製造をしている。限界を押し広げながら、建設の論理を反映しながら材料の特性を尊重し、持続可能な設計ソリューションを目指す。建設的なイメージと細部にわたる構造は、彼らのスタジオを認識する上での基礎になり、これらの特定の特性は、多くの場合、彼らの建築的な定義と直接関係している。彼らは、さまざまな教育機関や文化機関で講義を行い、現在はデザインアカデミーアイントホーフェンやHKUユトレヒト芸術大学で教鞭を執っている。