GINZA MAISON HERMÈS
Window Display
「モーフィング・コクーン」
Morphing Cocoon
2022.11.10(木)~2023.2.21(火)
銀座メゾンエルメスのウィンドウディスプレイは、街にひらかれた劇場です。さまざまなクリエイターの独創的な視点を通して、エルメスの世界観を表現します。
エルメスの2022年のテーマは「もっと軽やかに」。ウィンドウという空間を使い、さまざまな夢の世界に誘います。
正方形という幾何学の中に、豊かで色鮮やかな世界が広がるエルメスのスカーフ「カレ」。上質な絹の糸から紡ぎ出され、そこには様々な物語が編み込まれています。広げた瞬間、それはまるで蛹(さなぎ)から抜け出した蝶が初めて羽を広げた時のような息を呑む美しさがあります。このように生命がかたちを変える瞬間の奇跡は、エネルギーとダイナミズムに満ち溢れ、繊細で美しく、そしてとても軽やかです。それは大地や動植物といった自然物を素材としてかたちを変え、色を纏い生み出されるエルメスのモノづくりにも重ね合わせることができるのかも知れません。
そこでこのウィンドウでは、スカーフからレザーバッグに至るまで、様々なエルメスのアイテムが誕生する奇跡の瞬間の物語を、繭を用いて描き出そうと試みました。蛹から蝶へと変態するように、自然から抽出されたエレメントが白い繭の中で鮮やかにかたちを変えていきます。
さらにウィンドウ全体を、軽やかで動的な幾何学-立体ボロノイ図法を用いて構成していくことで、浮遊感のある繭の動的な集合を作り出そうと考えました。繭の誕生を示唆する立体フレームと、小さな世界を包み込むやわらかな繭たちがウィンドウの中でダイナミックに立ち上がっていきます。
繭の中では絹糸からスカーフが生まれ、編み込まれたレザーからバッグが作られていきます。またリンゴと洋ナシとワイルドグラスからは甘い香りのフレグランスが誕生しようとしています。
寒い冬景色の中を漂う繭にはそれぞれの誕生の物語が描かれ、観た人が思わず覗き込みたくなるようなウィンドウとなることを期待しています。
エルメスの2022年のテーマは「もっと軽やかに」。ウィンドウという空間を使い、さまざまな夢の世界に誘います。
正方形という幾何学の中に、豊かで色鮮やかな世界が広がるエルメスのスカーフ「カレ」。上質な絹の糸から紡ぎ出され、そこには様々な物語が編み込まれています。広げた瞬間、それはまるで蛹(さなぎ)から抜け出した蝶が初めて羽を広げた時のような息を呑む美しさがあります。このように生命がかたちを変える瞬間の奇跡は、エネルギーとダイナミズムに満ち溢れ、繊細で美しく、そしてとても軽やかです。それは大地や動植物といった自然物を素材としてかたちを変え、色を纏い生み出されるエルメスのモノづくりにも重ね合わせることができるのかも知れません。
そこでこのウィンドウでは、スカーフからレザーバッグに至るまで、様々なエルメスのアイテムが誕生する奇跡の瞬間の物語を、繭を用いて描き出そうと試みました。蛹から蝶へと変態するように、自然から抽出されたエレメントが白い繭の中で鮮やかにかたちを変えていきます。
さらにウィンドウ全体を、軽やかで動的な幾何学-立体ボロノイ図法を用いて構成していくことで、浮遊感のある繭の動的な集合を作り出そうと考えました。繭の誕生を示唆する立体フレームと、小さな世界を包み込むやわらかな繭たちがウィンドウの中でダイナミックに立ち上がっていきます。
繭の中では絹糸からスカーフが生まれ、編み込まれたレザーからバッグが作られていきます。またリンゴと洋ナシとワイルドグラスからは甘い香りのフレグランスが誕生しようとしています。
寒い冬景色の中を漂う繭にはそれぞれの誕生の物語が描かれ、観た人が思わず覗き込みたくなるようなウィンドウとなることを期待しています。
アーティストプロフィール Artist Profile
御手洗龍/御手洗龍建築設計事務所
Ryu Mitarai/Ryu Mitarai & Associates, Architects
Ryu Mitarai/Ryu Mitarai & Associates, Architects
1978年東京生まれの建築家。東京大学在学時に辰野金吾賞及びジョサイア・コンドル賞(海外研修特別賞)を受賞し、3ヶ月で欧州11か国を巡る建築行脚の旅をする。大学院修了と同時に建築家伊東豊雄に師事し、その後2013年に独立。現在は能動性を喚起する生き生きとした建築をテーマに、住宅から店舗、オフィス、公共施設、都市空間に至るまで、手掛ける建築は多岐にわたる。伊勢丹新宿店ではリニューアル工事期間中のエルメス・テンポラリーストア4店舗HERMÈS IN MOTIONを設計。4種類の馬の走り方に着目し、脚の動きから動的な空間を鮮やかに立ち上げた。