エルメスで続くインクルーシビティへの取り組み

 
 

障がいを抱えた方の雇用率を高め、障がい者支援セクターにおけるパートナーとのパートナーシップを充実させることが、2021年・2022~2023年の「グループ障がい者協定」の重要な目的です。

2017年の第1回協定より始まったインクルーシビティを促進するこの具体的な取組みは、たしかな成果をもたらしています。

「グループ障がい者協定」の策定以来、14の障がいを代表するネットワークに、120以上の社員がボランティアとして参加してきました。彼らは「ハンディキャップアンバサダー」として、インクルーシビティの実現に向かうメゾンの取組みを各メチエに伝えるために尽力しています。その成果として、障がいを抱えた方の雇用率は年々増え続け、全体の従業員数の増加の傾向がある中でも、2017年には3.5%だった全従業員に占める割合は2021年末には6.4%に至りました。また、職業訓練や就労支援などの障がい者支援機関とのパートナーシップに基づく物資の購入は5年間で5.5倍になり、2021年末には420万ユーロを越えています。

2021年末、エルメスの様々なチームで働く障害を抱える社員は650名以上を数え、職場設計の配慮も進んでいます。「ハンディキャップアンバサダー」が推進する労働環境の改善活動により、様々な障がいを抱える方へのメゾンのアプローチにも違いが生まれ、社員の再評価そして一人ひとりの違いに対する認識の変化につながりました。 

2021年、エルメスはフランスの雇用大賞「HUMPACT」を2年連続で受賞。さらに、フィナンシャル・タイムズ紙によるダイバーシティとインクルーシビティについての社員評価枠組み「ダイバーシティ・リーダーズ」でトップ100社に輝きました。