GINZA MAISON HERMÈS

Le Studio

『TOMORROW パーマネントライフを探して』
Demain

イノベーションの動き:世界は作り直せる?
2020.11.1(日)~ 11.29(日)

( c )MOVEMOVIE - FRANCE 2 CINÉMA - MELY PRODUCTIONS

ル・ステュディオは銀座メゾンエルメス10階にある40席のプライベートシネマです。
※新型コロナウイルス感染拡大防止として、引き続き座席数を40席から30席に減らしての開催となります。
2020年のテーマは「イノベーションの動き」。

11月は、地球規模の危機に直面する現代社会で、既存の枠組みを問い直し、持続可能な世界をつくるためのヒントを探すドキュメンタリー『Tommorow パーマネントライフを探して』をご覧ください。

 

『TOMORROW パーマネントライフを探して』
Demain

2015年/フランス/120分/シネスコ/カラー

監督:シリル・ディオン、メラニー・ロラン
脚本:シリル・ディオン
音楽:フレドリカ・スタール
出演:シリル・ディオン、メラニー・ロラン、ロブ・ホプキンス、ヴァンダナ・シヴァ、ヤン・ゲール
字幕:丸山垂穂
配給:セテラ・インターナショナル

2012年、21人の科学者たちが権威ある学術雑誌「ネイチャー」に、私たちが今のライフスタイルを続ければ、人類は滅亡するという論文を発表し世界に衝撃が走った。『イングロリアス・バスターズ』、『オーケストラ!』で知られる女優メラニー・ロラン。監督としてもカンヌ国際映画祭で作品が上映されるなど評価が高く、ファッション誌の表紙も飾る女性たちの憧れの存在。そんな彼女が、活動家でジャーナリストのシリル・ディオンと、フード、エネルギー、マネー、教育の今を巡る旅に出た。都市農業、再生可能エネルギー、地域通貨、教育改革などのキーワードから、“明日”を変えていくためのヒントが見えてくる。

監督について Director

メラニー・ロラン

1983年2月21日パリ生まれ。16歳の時にジェラール・ドパルデューに見出され「Uu pont entre deux rives」('99)に出演。2006年に『マイ・ファミリー 遠い絆』で第32回セザール賞有望若手女優賞。2009年にはクエンティン・タランティーノ監督『イングロリアス・バスターズ』に出演し、ハリウッドに進出。映画監督としても数々の作品を手掛けている。

シリル・ディオン

1978年7月23日生まれ。ジャーナリストで活動家。1999年から2002年までの間、俳優としても活動。その後2003年から2007年まで"Hommes de parole foundation"のコーディネーターとして活躍。2003年スイスのコーで、“イスラエル・パレスチナ会合”をコーディネート。2012年、世界を変えてゆくことを目指した雑誌「KAIZEN」を共同創刊。2016年には『TOMORROW パーマネントライフを探して』で第41回セザール賞ベストドキュメンタリー賞を受賞した。
 

作品について About Film

生物多様性を守り、地球環境を救うために、私たちひとりひとりが行動しなければならない。この映画はそのための指針をしめし、前向きに生きるすべを教えてくれる。この種の作品は、往々にして、同じ考えをもつ人々にだけ語りかけ、大衆の注意をひくために過度に不安をあおったりする。しかし、この作品を監督した女優のメラニー・ロランと作家・活動家のシリル・ディオンは、そんなことは少しもせずに、あくまで陽気なスタイルをつらぬく。心身ともに健康で、教育があり、世界情勢を気にかける同じ30代の仲間とともに、ふたりは自らカメラの前に立ち、自分たちの人生を物語る。彼らの世代は21世紀の環境問題を真剣に考え、上の世代が行動に移せなかったことや、無関心をきめこんだことに取り組もうとする。
ロランとディオンの一行は、世界各地をたずね歩き、さまざまな分野で画期的な活動にとりくむ人々を探してまわる。映画はその旅のようすを、有機農業、再生可能エネルギー、循環経済、参加型の政治、包括的な教育という5つの章立てで映しだしていく。ロランとディオンが出会うひとたちはみな、自分たちの活動を語るときに学問的な専門用語は使わず、具体例をあげて誰にでも分かるように説明する。彼らの実験的な取り組みは、世界のどこででも再現できるというものではないかもしれないが、そんなことは問題ではない。
フランス・ノルマンディ地方から南インドまで、世界のいたるところで、多くの人々がすでに行動を起こしている。彼らは自分たちの新しいアイデアが平和と民主主義のためになると信じ、その実現のために格闘している。ロランとディオンはそんな彼らと親しく交わり、その共犯関係は映画のラストシーンで頂点に達する。心揺さぶる美しいメロディが響き、画面いっぱいに幸福な連帯感が広がる。この映画が私たちに教えてくれるのは、悲観的な言動はもちろん、節度をわきまえた振るまいでさえも、反生産的な結果をもたらしうるという事実である。ロランとディオンはいつも明るく前向きな姿勢で、難しい問題を分かりやすく解き明かし、観客の興味をかきたてる。そのことは、この作品が一般の観客からも批評家からも高く支持され、世界各国でヒットしたことからも明らかである。映画には力がある。環境運動の活動家たちが何年も努力しながら実現できなかったことを、120分の上映時間だけで達成してしまうのだ。私たちは誰でも「世界を変えることができる」。そう確信させてくれるのだ。

アレキサンドル・ティケニス(ル・ステュディオ プログラム・ディレクター)
 

公開スケジュール Schedule

上映日
11月1日(日)、6日(金)、7日(土)、8日(日)、15日(日)、20日(金)、21日(土)、22日(日)、28日(土)、29日(日)

上映時間
11:00/14:00/17:00
 

会場 Access

銀座メゾンエルメス ル・ステュディオ
(東京都中央区銀座5‐4‐1 10階 TEL: 03-3569-3300)
 

予約 Reservation

※このプログラムの上映は既に終了いたしております。