GINZA MAISON HERMÈS
Le Studio
『ピンポン』
Ping Pong
スポーツは素敵!:飛んでみせる!
2013.6.1(土)~6.30(日)
ル・ステュディオは銀座メゾンエルメス10階にある40席のプライベートシネマです。
『ピンポン』Ping Pong
2002年/日本/114分/カラー/35mm
監督:曽利文彦
脚本:宮藤官九郎
原作:松本大洋「ピンポン」(小学館)
出演:窪塚洋介、ARATA、サム・リー、中村獅童、大倉孝二、竹中直人、夏木マリ
配給:アスミック・エース
フォトクレジット:© 2002「ピンポン」製作委員会
監督:曽利文彦
脚本:宮藤官九郎
原作:松本大洋「ピンポン」(小学館)
出演:窪塚洋介、ARATA、サム・リー、中村獅童、大倉孝二、竹中直人、夏木マリ
配給:アスミック・エース
フォトクレジット:© 2002「ピンポン」製作委員会
この星の1等賞になる!! 胸を熱くさせる究極の青春映画。
才能にあふれ、卓球が好きでたまらないペコ。子供の頃から無愛想で笑わないスマイルにとってペコはヒーローそのもの。だが、ペコは上海から来たエリート留学生チャイナに完敗。続くインターハイでは、もう1人の幼なじみアクマにも敗れてしまう。一方スマイルは、コーチに才能を見い出され、メキメキと実力をつけていく。立ちはだかるのは全国の覇者ドラゴン。現実の壁にぶつかったペコと強さに目覚めたスマイル。それぞれの道を歩き始めた彼らに、またインターハイの季節がやってきた…。
才能にあふれ、卓球が好きでたまらないペコ。子供の頃から無愛想で笑わないスマイルにとってペコはヒーローそのもの。だが、ペコは上海から来たエリート留学生チャイナに完敗。続くインターハイでは、もう1人の幼なじみアクマにも敗れてしまう。一方スマイルは、コーチに才能を見い出され、メキメキと実力をつけていく。立ちはだかるのは全国の覇者ドラゴン。現実の壁にぶつかったペコと強さに目覚めたスマイル。それぞれの道を歩き始めた彼らに、またインターハイの季節がやってきた…。
作品について About Film
卓球ほど映画化しにくいものがあるだろうか? 野球のピッチャーのように身体を大きく使う動作があるわけでもないし、サッカーのようにチーム全体が動く迫力もないし、一人の選手の走る姿を追えるわけでもない。限られた空間の中で向かい合った二人の選手が、速すぎてほとんど見えない小さな球を打ち合うだけである。曽利文彦監督は、ほとんど映画の主題になることのないこのスポーツを、美しく愉快な映像作品に仕上げることに成功した。原作は松本大洋による同名の漫画である。
漫画の実写化とは登場人物に生身の身体を与えることであり、超能力を発揮するアメリカンコミックのスーパーヒーローのように、時に超人的と思えるようなアクションさえもその身体を使って表現することだ。この作品の難しさは、試合中のドラマティックに張りつめた空気、激しいリズム、選手たちの動きを映像化することにあった。
映画とは時間と空間の芸術であり、映画『ピンポン』は、紙の上ではコマ割りされ断片的だった動きを、連続的で完全なものとして表現することができる。とはいうものの、おなじみのスローモーションや早回しをさらに増幅、純化し、実写あるいはCGの映像を型破りな視点から行うという前代未聞のカメラワークを実現させたのは、この作品でほどよく、さりげなく駆使されるデジタル特殊効果の力だった。
こうして、卓球というスポーツの救世主としてテクノロジーが登場し、まるで魔法のように球を的に命中させる! 観客は選手の間近で、跳躍する彼らの身のこなし、若きチャンピオン同士の目を見張るような応酬をたっぷりと楽しむことができる。
松本ならではのシンプルな画風を三次元のカラーに移し替えるにあたり、監督は物語の展開する舞台としてリアリティ溢れる背景を選んだ。それによって観客が物語に入りやすいようにしたのだ。モデルとなる登場人物の姿勢や表情が俳優たちによって忠実に再現される一方で、性格の描写は、自信の持ち方やスポーツの世界での成功や失敗の捉え方といったものによって特徴づけられている。凡庸な恋愛、人間関係など、アクションを複雑にする外部の要素は一切付け加えられていない。つまりこの映画は、この潔い単純化によって削ぎ落とされ、一種の抽象性を獲得している。『ピンポン』は、恋愛のない青春映画であり、スポーツの場面に頼りすぎないスポーツ映画であり、そして何より、正反対の性格を持った二人のたどる軌跡を描いた友情映画なのだ。
アレキサンドル・ティケニス(ル・ステュディオ プログラム・ディレクター)
漫画の実写化とは登場人物に生身の身体を与えることであり、超能力を発揮するアメリカンコミックのスーパーヒーローのように、時に超人的と思えるようなアクションさえもその身体を使って表現することだ。この作品の難しさは、試合中のドラマティックに張りつめた空気、激しいリズム、選手たちの動きを映像化することにあった。
映画とは時間と空間の芸術であり、映画『ピンポン』は、紙の上ではコマ割りされ断片的だった動きを、連続的で完全なものとして表現することができる。とはいうものの、おなじみのスローモーションや早回しをさらに増幅、純化し、実写あるいはCGの映像を型破りな視点から行うという前代未聞のカメラワークを実現させたのは、この作品でほどよく、さりげなく駆使されるデジタル特殊効果の力だった。
こうして、卓球というスポーツの救世主としてテクノロジーが登場し、まるで魔法のように球を的に命中させる! 観客は選手の間近で、跳躍する彼らの身のこなし、若きチャンピオン同士の目を見張るような応酬をたっぷりと楽しむことができる。
松本ならではのシンプルな画風を三次元のカラーに移し替えるにあたり、監督は物語の展開する舞台としてリアリティ溢れる背景を選んだ。それによって観客が物語に入りやすいようにしたのだ。モデルとなる登場人物の姿勢や表情が俳優たちによって忠実に再現される一方で、性格の描写は、自信の持ち方やスポーツの世界での成功や失敗の捉え方といったものによって特徴づけられている。凡庸な恋愛、人間関係など、アクションを複雑にする外部の要素は一切付け加えられていない。つまりこの映画は、この潔い単純化によって削ぎ落とされ、一種の抽象性を獲得している。『ピンポン』は、恋愛のない青春映画であり、スポーツの場面に頼りすぎないスポーツ映画であり、そして何より、正反対の性格を持った二人のたどる軌跡を描いた友情映画なのだ。
アレキサンドル・ティケニス(ル・ステュディオ プログラム・ディレクター)
上映スケジュール Schedule
上映日
6月1日(土)、6月2日(日)、6月8日(土)、6月9日(日)、6月15日(土)、6月16日(日)、6月22日(土)、6月23日(日)、6月29日(土)、6月30日(日)
上映時間
11:00/14:00/17:00
6月1日(土)、6月2日(日)、6月8日(土)、6月9日(日)、6月15日(土)、6月16日(日)、6月22日(土)、6月23日(日)、6月29日(土)、6月30日(日)
上映時間
11:00/14:00/17:00
会場 Access
銀座メゾンエルメス ル・ステュディオ
(東京都中央区銀座5‐4‐1 10階 TEL: 03-3569-3300)
(東京都中央区銀座5‐4‐1 10階 TEL: 03-3569-3300)
予約 Reservation
※このプログラムの上映は既に終了いたしております。