GINZA MAISON HERMÈS

Le Forum

メタル展Metal

2025.10.30朚2026.1.31土

抎忠、遠藀麻衣子、゚ロディ・ルスヌル

Chu Enoki, Maiko Endo, Ã‰lodie Lesourd

Élodie Lesourd, Walking Through the Land of Falsity(courtesy K.Smolenski), 2016 ©Élodie Lesourd

叀来、金属の加工を倩呜ずする者は錬金術垫に喩えられ、加工の材料やその配合、方匏、工皋などは魔法の知恵に等しかった。土鉱石を金属に倉える技胜は自然の営みず人間の手業が接するずころに䜍眮するため、歎史の早い時期の鍛冶垫は、誰もが矚む未知の胜力を授かった者ずなる。くわえお、補錬ず鍛造のためには火を支配しなくおはならない。鉄を高枩に熱する———鮮玅色から癜色に倉わっおいく色だけが頌り———ずそれを盎芖するこずは䞍可胜で、ほが䜕も芋えぬたたハンマヌを叩いお望む圢を䜜り出すこずになる。そのためには身䜓の所䜜を完党に把握し、コントロヌルする必芁もあった。ナヌグ・ゞャケ「アンビノァレンス」より

 

2025幎秋、゚ルメス財団は、曞籍『Savoir & Faire 金属』を岩波曞店より出版いたしたす。本曞は、自然玠材を巡る職人技術や手わざの再考、継承、拡匵を詊みるプログラム「スキル・アカデミヌ」の䞀環で、『朚』2021、『土』2023に続く第3匟です。本曞は、仏語版『Savoir & Faire le métal』2018、アクト・スッド瀟ず゚ルメス財団の共同線集から遞ばれた゚ッセむやむンタビュヌの翻蚳ず、専門家などによるオリゞナルテキストやむンタビュヌ、ポヌトフォリオから線纂したした。本曞の刊行を蚘念し、銀座メゟン゚ルメス ル・フォヌラムでは、金属の属性を考えるグルヌプ展を開催したす。金、銀、鉄、鉛、真鍮  。青銅噚時代から珟代たで、人類の文明ず共に歩んできた金属は、原材料ずなる鉱物や加工技術の倚様性や䟡倀の䞡矩性ずいった特有の性質を持っおいたす。スキル・アカデミヌのフランスにおける監修者である瀟䌚孊者、歎史家ナヌグ・ゞャケは、曞籍の䞭で、金属の特城を、䞡矩性アンビノァレンスず呌んでいたす。玠材に備わる物理的なこの性質は、どのような文化的な偎面を持っおいるのでしょうか。䟋えば、鉱石から金属を取り出し加工する姿は、神話や魔術などのモチヌフずなり、赀い炎を操る勇姿やカンカンず響く工具の倧きな音ずしお、珟代人の蚘憶にたで畏敬ずずもに呌び起こされたす。䞭䞖の錬金術や近代の合理性、あるいは音がもたらす象城性、闇ず光、瀟䌚階局など、展芧䌚「メタル」では、この䞡矩性アンビノァレンスに぀いお、音楜、映像、造圢の偎面から3名のアヌティストたちが金属を読み解き、再考しおゆきたす。メタル音楜を蚘号論的に解釈する゚ロディ・ルスヌル、日本叀来の朱ず氎銀を媒介に内的宇宙ず倖的象城を創造する映画監督の遠藀麻衣子、そしお鉄球ずしおの地球に人間掻動を重ね合わせ、廃材を甚いた䜜品を䜜る抎忠。金属が文化の䞭でどのような属性を䜜り出しおきたのかずいうこずに様々な角床からアプロヌチする、倚圩な魅力にあふれる機䌚ずなるでしょう。金属が歎史の䞭で䜜り䞊げおきた属性を倚角的にアプロヌチする本展「メタル」ず曞籍『Savoir & Faire 金属』が、より倚くの方々の奜奇心に觊れる機䌚ずなるこずを願っおおりたす。

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抎忠

遠藀麻衣子

゚ロディ・ルスヌル

展芧䌚ブックレット

展芧䌚の様子を蚘録したブックレットをオンラむンでご芧いただけたす。

「メタル」 ãƒ–ックレットPDF版

※掲茉内容文章、画像の䞀郚及び党おに぀いお、無断での耇補、転茉、転甚などの二次利甚はご遠慮ください。

 

アヌティストプロフィヌルArtists Profile

抎忠 / Chu Enoki

1944幎、銙川県善通寺垂生たれ。珟圚は、兵庫県神戞垂を拠点に掻動。60幎代埌半から関西を䞭心に掻動を始める。前衛グルヌプ「JAPAN KOBE ZERO」での掻動1970-76幎を経た埌、街䞭での䌚堎探しからはじめ、自ら展芧䌚党䜓を䜜り䞊げるこずを行っおきた。半身の䜓毛を党おそり萜ずした《ハンガリヌ囜ぞハンガリ半刈りで行く》1977幎、自ら女店䞻に扮した《Bar Rose Chu》1979幎など型砎りなパフォヌマンスや、銃や倧砲などを扱った䜜品、金属の廃材に新しい生呜を吹き蟌んだ䜜品など、独自の䞖界を展開。たた抎は専業矎術家ではなく、金型職人ずしお働き、定幎たで勀め䞊げた。その生きざたは、倚くのアヌティストに匷い圱響を䞎えおいる。

遠藀麻衣子 / Maiko Endo

ヘルシンキ生たれ。ニュヌペヌクでの創䜜掻動を経お、東京を拠点に掻動。2011幎、日米合䜜長線映画『KUICHISAN』で監督デビュヌし、翌2012幎むフラノァ囜際ドキュメンタリヌ映画祭メむンコンペ Opus Bonumオプス・ボヌムで、最優秀ワヌルドドキュメンタリヌ賞を受賞。2016幎、日仏合䜜で長線2䜜目ずなる『TECHNOLOGY』を発衚。䞭線『TOKYO TELEPATH 2020』は、2020幎ロッテルダム囜際映画祭正匏出品䜜ずなる。2021幎、初の矎術䜜品ずなる映像むンスタレヌション《Electric Shop No.1》を東京のTakuro Someya Contemporary Artで発衚。2022幎、第14回恵比寿映像祭でオンラむン映画『空』を発衚し、東京郜写真矎術通に収蔵。2023幎、同䜜が東京郜写真矎術通「颚景論以埌」展に参加。2024幎、JST ERATO*皲芋自圚化身䜓プロゞェクトず協働した短線映画『自圚』が䞖界各囜で䞊映された。*科孊技術振興機構JST戊略的創造研究掚進事業総括実斜型研究ERATO

゚ロディ・ルスヌル / Ã‰lodie Lesourd

1978幎、サンゞェルマンアンレヌ生たれ。珟圚はパリを拠点に掻動。音楜を通じ、哲孊、文孊、瀟䌚孊、矎術史、建築、自然科孊など、倚岐にわたる分野の探求に取り組んでいる。ルスヌルの創䜜掻動は、他のアヌティストによる音楜関連のむンスタレヌションをモチヌフずしたハむパヌリアリズム絵画ずロック音楜文化特有の蚘号や笊号などを分解、倉容、再解釈した䜜品矀ずいう、二぀の異なりながらも補完し合う芁玠によっお構成されおいる。共通の抂念構造によっお結び぀けられ、圢而䞊孊的な目的を共有するこれらの䜜品を通じ、有限性ずは䜕かを問いかけおいる。

基本情報 Information

䌚期2025幎10月30日朚2026幎1月31日土

開通時間11:0019:00入堎は18:30たで䌑通日12月3日氎、12月10日氎、12月30日火2026幎1月2日金、1月7日氎、1月14日氎、1月21日氎※開通日時は予告なしに倉曎の可胜性がございたす。随時こちらでお知らせ臎したす。入堎料無料䌚堎銀座メゟン゚ルメス ル・フォヌラム 8・9階䞭倮区銀座5-4-1 TEL 03-3569-3300䞻催゚ルメス財団

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関連むベント

出版蚘念トヌクセッション「金属のすがたをずらえる」

■日時2025幎12月12日金18:30-20:30■䌚堎囜際文化䌚通 別通2F 講堂〒106-0032 東京郜枯区六本朚5-11-16■登壇者菊地敊己氏アヌトディレクタヌ、岩井矎恵子氏囜立工芞通、氎溜真由矎氏北海道倧孊、朗読 束田匘子氏俳優■定員100名、参加費無料■共催株匏䌚瀟 岩波曞店本展も蚘念しおいる『Savoir & Faire 金属』の出版に関連しお、トヌクセッションを開催いたしたす。ブックデザむンをご担圓いただいた菊地敊己氏、工芞䜜品のポヌトフォリオをご担圓いただいた岩井矎恵子氏、そしお文孊䜜品を通しお銅山で働いた女性の生き様をご玹介しおくださった氎溜真由矎氏にご登壇いただき、様々な芖点から金属のすがたに迫りたす。(終了したした

アヌティスト・トヌク

■日時2025幎12月20日土16:0017:00 【60分予定】■䌚堎銀座メゟン゚ルメス10階 ル・ステュディオ■登壇者抎忠氏矎術家■モデレヌタヌ説田瀌子゚ルメス財団キュレヌタヌ■定員40名、参加費無料出展䜜家のひずりである抎忠さんによるアヌティスト・トヌクを開催したす。本展でご玹介しおいる抎さんの䜜品は、廃棄された鉄の郚材が䜜家自身の手によっお拟われ、磚かれ、再構築されるこずで䜜られおいたす。本展では、曞籍『Savoir & Faire 金属』岩波曞店、2025にご寄皿頂いた怹朚野衣さんによる「鉄球ずしおの地球̶抎忠ず鉄の倫理」を手匕きに、抎さんの近幎の仕事を振り返っおいたす。50幎以䞊、鉄ず共に生掻ず制䜜を続けられおきた抎さんの䜜品や、䜜家自身から玡がれる蚀葉を通しお、日本の戊埌を支えた鉄ずいうむンダストリアルな玠材の背景に、どんな人間の颚景が芋えおくるでしょうか。

【参加方法】芁事前予玄予玄はこちら]

遠藀麻衣子《識》ナむト・ビュヌむング

■日時2026幎1月9日金21:0023:00最終入堎22:30■䌚堎銀座メゟン゚ルメス ル・フォヌラム 8・9階

出展䜜家のひずりである遠藀麻衣子さんが「メタル」展のために制䜜した新䜜映像むンスタレヌション《識》のキャリブレヌションが完了したした。2026幎1月9日金の2123時には、アヌティスト同垭のもず、特別な「ナむト・ビュヌむング」を行いたす。通垞より音のノォリュヌムを䞊げ、映像、音そしお振動に満ちた展瀺空間で、《識》が象城する氎銀の䞖界に没入する䜓隓ずなるでしょう。

【参加方法】事前予玄䞍芁です。出入り自由でどなたさたもご自由にご参加頂くこずが可胜です。

ギャラリヌツアヌガむドツアヌ

スタッフずずもに展芧䌚を鑑賞するツアヌを定期開催しおおりたす。いずれも事前予玄䞍芁です。どなたさたもお気軜にご参加ください。1.ギャラリヌ・ツアヌ展芧䌚の背景やそれぞれの䜜品に぀いお、展芧䌚担圓者が解説するギャラリヌツアヌ。日時11月14日金17:00から玄40分、日本語のみ2.ガむド・ツアヌ䌚堎スタッフずずもに、展芧䌚を鑑賞するガむドツアヌ。日時11月21日以降の毎週金曜日、11月30日日、12月7日日、12月14日日、2026幎1月11日日、1月25日日、1月31日土17:00から玄40分、日本語のみ

ご来堎に際しおのお願い・ご案内

◆銀座店内混雑緩和のため、゜ニヌ通り偎の゚レベヌタヌからご案内いたしたす。※フォヌラムぞの入退堎に店舗内の゚レベヌタヌをご䜿甚頂くこずができたせんのでご泚意ください。◆混雑時は䞀時入堎をお埅ち頂くこずがございたす。

銀座メゟン゚ルメス

銀座メゟン゚ルメスのりィンドりディスプレむ、アヌト・ギャラリヌ「フォヌラム」、予玄制のミニシアタヌ「ル・ステュディオ」の最新情報をお知らせしたす。

詳しく芋る
銀座メゟン゚ルメスのアヌト・ギャラリヌ「フォヌラム」、ミニシアタヌ「ル・ステュディオ」に぀いお、最新の情報をメヌルニュヌス・LINEにおお届けしおいたす。メヌルニュヌスのご登録はこちら゚ルメス公匏LINEアカりントのご登録はこちら