エルメス表参道店
Window Display

「動き出す夢」
Dreams in motion

2026.3.13(金)~2026.7.30(木)

エルメス表参道のウィンドウでは、エルメスが掲げる年間テーマをさまざまなアーティストの創造的な視点を通して表現します。
エルメスの2026年の年間テーマは「冒険の呼び声」。ウィンドウという空間の中で、エルメスの理想とする夢の世界に誘います。

© Nacasa&Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon

© Nacasa&Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon

今年最初のウィンドウは、「冒険の呼び声」という年間テーマのもと、アーティストデュオのデボラ・ボウマンによりデザインされました。
「動き出す夢」と題された2つのウィンドウは、刻々と変わる場面がひとつのまとまりとなって、重層的な世界を形成しています。左のウィンドウではゆっくりとした回転で、また室内を望む右のウィンドウでは窓の向こうに広がるデジタルの景色を通して、見る者の目の前に連続したシーンを映し出します。
一連のウィンドウが描き出すのは、年間テーマ「冒険の呼び声」にインスピレーションを得た視覚的な旅路と、その先に冒険への憧れが形を成し始める瞬間です。シーンの中で、彼らが制作した手仕事の痕跡が浮かぶ彫刻がエルメスのオブジェと混ざり合い、旅路の中でその両者の境界は曖昧になってゆきます。
冒険への憧れが最初に芽生え、そして再び家のリビングへと戻るシークエンス、そこから、山や森といった自然の風景へと移り変わります。回転やスライドが動くにつれて、シーンは季節の移り変わりと、身体と想像力がそれぞれ別の場所へと誘われる内なる動きの両方を暗示します。
デボラ・ボウマンのウィンドウは、実際に身体を動かして向かう冒険だけではなく、想像の中においても冒険は始まっているということを強く感じさせてくれます。

アーティストプロフィール Artist Profile

デボラ・ボウマン Deborah Bowmann

Amaury Daurel(アマウリー・ダウレル)とVictor Delestre(ヴィクトル・デレストル)から成るアーティストデュオ、Deborah Bowmann(デボラ・ボウマン)は、2014年にアムステルダムで結成され、2015年からはブリュッセルを拠点として活動している。彼らの活動は、展覧会のキュレーション、彫刻、インスタレーション、舞台美術の制作など多岐にわたる。2021年から2023年にかけてパリのポンピドゥー・センターで行われたプロジェクト、2018年のリカール財団賞、そして2025年のヴィラ・メディチでのレジデンシーなどで実証されるように、アーティスト兼起業家として、彼らは自身の作品だけではなく、他者の作品も発表するための新たなモデルを常に模索し続けている。