経済・社会におけるステークホルダーとしてのエルメス

エルメス、1837年から続く「現代のアルチザン」

エルメスは6世代にわたって家族経営を貫くフランス企業です。独立性を保ち、職人精神を尊重し、創造性豊かで革新的な責任ある企業であり、社会的責任とコミットメントを大切にしてきました。時代を超えて長く使えるオブジェを生み出す一方で、職人文化に根ざしたヒューマニズムの価値観に基づき、卓越したノウハウや熟練した手しごとを守り、継承し、発展させることに努めています。

独立したメゾンとして

ファミリーによる株主構成を基盤とし、エルメスの独立性は、熟練の手仕事に根ざした成長モデルの確かさを示してきました。この精神を原動力として、エルメスは次世代への継承、持続可能性、人を尊重する価値観を大切にしながら歩みを続けています。2018年6月のCAC40、2021年12月のユーロ・ストックス50へのグループの上場は、この起業家精神をより確かなものとしました。2013年以来、経営者であり創業家6世代目の一員であるアクセル・デュマが、メゾンのグローバルでありながら、各地域に根ざした発展ビジョンを担っています。

社会的価値を生み出すメゾン

社会的責任を重んじるメゾンとして、エルメスはフランス国内外において責任ある発展を促すため、社会的価値の創出に注力しています。その成果は、雇用の創出として表れています。2023年から2025年まで、6,200人以上の新入社員(うちフランス国内採用は約3,500人)が新たにグループに加わりました。

エルメスは責任ある雇用主であり続けるという姿勢に基づき、社会的価値の創出をグループの一人ひとりに広げています。フランスの従業員には毎年、利益分配やインセンティブが支給され、無償株式報奨制度も実施されています。2007年以来、6回にわたる株式報奨制度が実施され、その結果、2024年末時点でエルメスの従業員の70%以上が株主となっています。エルメスは、日々の仕事を通じてメゾンの発展に貢献する人々と成果を分かち合う姿勢を明確にしています。

エルメスの核となる起業家精神

1837年以来、エルメスは起業家精神に導かれて道を切り拓いてきました。この精神は、メゾンの16のメチエそれぞれに息づく自由で豊かな創造性、そして卓越した技と結びつくことで、絶え間ない革新をもたらしています。エルメスは、こうした技を守り、受け継ぎ、育むことに力を注いでいます。生産活動を自社内に統合し、必要に応じて買収によって保ち育んできたこと、また長期的なパートナーとの信頼関係が、メゾン独自のビジネスモデルを築いてきました。

エルメスは、事業が根ざす地域やコミュニティとのかかわりにも継続して取り組んでいます。

この精神は国際的な店舗ネットワークにも息づいており、世界各地の店舗は、それぞれが地域文化との対話を通じて、その土地ならではの魅力を表現しています。 

世界中でお客様に最も近い存在である各店舗の店長たちは、メゾンの多様なメチエの中から、それぞれの店舗にふさわしい品揃えを自由に構成することができます。こうしたマルチローカルなアプローチにより、エルメスは地域ごとに異なる体験を提供し、一人ひとりのお客様の期待に丁寧にお応えしています。 

6代にわたるアルチザン

1837年の創業以来、エルメスは2つの軸を最も大切なものとして活動を続けてきました。一つは職人の緻密なものづくり、そしてもう一つはお客様のライフスタイルです。

Descubra a história da Hermès por meio de algumas datas
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