エルメス 藤崎店 リニューアルオープン
2020年9月5日(土)、エルメスは藤崎店のブティックをリニューアルオープンいたします。
エルメス 藤崎店は、2004年のオープン以来16年にわたり、藤崎店は東北地方で唯一のエルメスの店舗として多くのお客さまをお迎えして参りました。
メゾンのメッセージを伝える大切な拠点のひとつとして、地域とのつながりをこれからも大切に育んでいきます。
東北地方の中心である仙台市は、その風光明媚な景色と街並みから「杜の都」と呼ばれています。仙台市で200年以上の歴史を誇る老舗百貨店の藤崎に、2004年3月エルメスは東北地方で初めてのブティックをオープンいたしました。この度、パリの建築設計事務所、RDAI(レナ・デュマ・アルシテクチュール・ダンテリユール社)によるデザインとともに装いが新たに生まれ変わりました。
エントランスから望むと、中央に一切の壁がない開放的な空間が広がり、店内全体を見渡すことができます。店内は大きく2つのスペースに分かれています。シルク、ファッションアクセサリー、レザー、ジュエリーと時計のサロンを含むコーナーが手前にあり、奥にはプレタポルテを中心としたメンズとレディスのコーナーが配されています。天井は、奥に進むほど低くなるスロープ状となっており、店舗の奥からは入口がより開放的に見える視覚効果を生み、ダイナミックでモダンな印象を与えているのが特徴です。
天井まで続く高いガラスが使用されたファサードは、外からの見通しがよく、まるで店舗全体がウィンドウディスプレイのようです。ファサードの素材にはガラスとパウダーコーティングを施された銅色のスチールが使用され、微妙な凹凸が光を反射し生まれる輝きが、行き交うお客様の目を引き付けます。
エントランスの床にはハバナ、チョコレート、カボションパールなど茶系の落ち着いたトーンのモザイクタイルが施され、お客様をお出迎えします。タイルが描く“エクスリブリス”(蔵書印)はメゾンの象徴であり、パリのフォーブル・サントノーレ店へとつながるデザインコードです。一方、ジュエリーのコーナーの壁面パネルには国産の竹を使用しています。細い竹の節目を自然な表情としたデザインのパネルから背面のラッカーパネルが見える仕様は、自然素材と人工的な素材、マットな竹とサテンフィニッシュのパネル、という対照的な組み合わせが、ゆったりとした空間の中で視覚的なアクセントとなっています。
新しく生まれ変わった空間にて、エルメス藤崎店はエルメスの豊かなコレクションを通して、訪れるお客様にエルメスの誇る卓越した職人技と自由な創造性をお伝えしたいと思っております。
店舗概要
エルメス 藤崎店
〒980-8652 日本 宮城県仙台市青葉区一番町3-2-17
022-261-5111
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