「天上のシェリー」西野達展 | エルメス - Hermes

GINZA MAISON HERMÈS

Le Forum

「天上のシェリー」西野達展
Chéri in the sky by Tatzu Nishi

2006.6.2(金)~8.31(木)

銀座メゾンエルメスのリニューアル工事に伴い閉鎖中のフォーラムでは、表現の形をビル全体へと広げ、〈Out of Forum〉として、初の野外インスタレーションによる「天上のシェリー」西野達展を開催いたします。

銀座のランドマークでもあるメゾンエルメスの屋上には、スカーフを持った騎馬像「花火師」が設置されています。この像は2006年6月現在、パリのフォーブル・サントノーレ店、ニューヨークのマディソン店、そして東京の銀座メゾンエルメスの3店に置かれており、両手には花火の代わりにスカーフを掲げています。この「花火師」は1987年、エルメスの創業150周年の祝賀に行われたセーヌ河上での花火の際に使用されたもので、以後、花火をスカーフに持ち替え、守護神のように店舗の屋上に司っています。

野外の公共物を取り込んだ大掛かりなインスタレーションを得意とする西野達が今回作品を制作するのは、東京都心の地上45メートル、銀座のメゾンエルメスの屋上。彼は今までにも、ヴィクトリア女王(の銅像)と一晩を過ごせるというホテル、逆転して地下道に突っ込まれた外灯、クレーンで持ち上げられたカフェなど大胆な発想のプロジェクトを発表してきました。そこに作り出される風景は、シュールでありながら、奇妙な現実感で強烈な印象を残します。今回の花火師とのコラボレーションは、一体どんな形で我々を迎えるのでしょうか?

アーティストプロフィール Artist Profile

西野達 Tatzu Nishi

1960年名古屋生まれ、現在ドイツ・ケルン在住のアーティスト。ミュンスター美術アカデミー(ドイツ)を卒業後、1997年より独自のインスタレーション制作を行っている。日常的な視点を転位させることで、我々の認識の危うさを示唆し、従来のアートの枠組みを崩しながら、アートとは何かを問いかける。独特のユーモアとミニマルかつストイックな面を併せ持つ彼の作品は、通常美術館へ足を運ぶことのない人をも巻き込み、ありえないような世界があり得る場となって劇場のように繰り広げられます。

*西野達/Tatzu Nishi 別名 西野竜郎、西野達郎/Tazro Niscino、Bashi Tatsurou  
作家は彼のテーマのひとつである「交換プロジェクト」の一環として名前の変更を行っています。アーティスト名「西野達」は
この展覧会より使用される2006年バージョンとなります。
 

開館時間 Opening Hours

月~土 11:00~20:00(最終入場は19:30まで)
日   11:00~19:00(最終入場は18:30まで)

基本情報 Information

会期
2006年6月2日(金)~8月31日(木)
休館日: エルメス銀座店の営業日に準ずる
入場料:無料
会場: 銀座メゾンエルメス フォーラム(東京都中央区銀座5‐4‐1 8階 TEL: 03-3569-3300)
特別協力: 株式会社 竹中工務店