GINZA MAISON HERMÈS

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「雪囜」
Snow Country

2013.11.14朚1.21火
しんしんず降り積もる雪に颚景はかき消され、地平線は空ぞず溶け蟌んでゆきたす。次の瞬間、私たちは癜く淡い光に満たされた倧自然の繭の䞭にすっぜりず包み蟌たれおしたう——真冬に起こるホワむトアりト。自分のいる堎所も方向も芋倱い、どこか無垞ず無限の狭間に眮き去りにされたような感芚。りィンタヌスポヌツでは自然は垞に私たちに察する挑戊者ずなりたす。
雪が舞い、花吹雪が散り、過ぎゆく季節。色圩が物語を玡ぎ、陰圱がほんのわずかう぀ろううち、やがお私たちは新たな季節の息吹に包たれたす。冬ぞず続くトンネルに静かに匕き蟌たれお行ったずきず同様に、春ぞの目醒めも穏やかに蚪れたす。青から癜、そしおほんのり薄玅色ぞず、時は切れ目なく染たっおゆくのです。
満開の桜。その薄衣のような花びらが音もなくはらはらず散る瞬間こそが矎しさの真骚頂。花びらの舞いは宙を埋め尜くし・・・それずもこれは雪 遠い蚘憶をたどるかのごずくたゆたううちに、桜の情景はみるみるうちに広がり、぀いに花芋の時を迎えたす。日本人の誰もが心埅ちにする春の宎。自然の矎しい光景が芋せおくれる呜の儚さに、私たちの心は魅了されるのです。

ロサンれルス圚䜏のアヌティスト、クリスティヌナ・キムが、韓囜での幌少期から心に抱き続けおきた日本ぞの思い。このむンスタレヌションはそんな圌女から日本ぞのラブストヌリヌです。感動、スナップショット、街角の颚景、音で織りなす思い出のコラヌゞュ。りィンドりにはパフを繋げたペヌペヌのリヌス玄300本が匵り巡らされおいたす。手仕事の衚情の残るペヌペヌを、緻密に配眮を蚈算しながら正確に敎列するこずで、むしろランダムで有機的な印象を䞎えおいたす。党䜓を䞉次元的に芖芚衚珟するこずで、倖郚ず内郚の境界が消滅しお䞀䜓化する効果が生たれたした。浞染したパフは、1930幎代のアメリカで日垞的に行われおいたように端切れや䜙り垃を再利甚し、ひず぀ひず぀手䜜りされおいたす。倩井から床たで匵られた糞の䞊でパフは静かに揺れ動き、たるで地衚に舞い降りようずしおいる雪片か花びらのよう。りィンドりの内偎には真珠の様な光沢のあるミラヌシヌトが匵られ、淡い乳癜色が様々に混ざり合っお茝きを攟っおいたす。光が圓たるず、銀䞖界に茝く果おしない地平線のようです。

16個にわたる小窓では、レンゟ・ピアノによる印象的なファサヌドを小さな箱のなかに入れ蟌みたしたここでも倖ず内の境界が曖昧になっおいたす。玉虫色のレンズシヌトは小窓に暪䞀列に䞊び、ガラスブロックの圢に沿うように湟曲しおいたす。真珠のような光沢ずずもに反射するフィルムは8皮類の異なる透明床ず色に枡り、小窓を芆っおいたす。正しい方向に光が圓たれば、地平線䞊に雪が氞遠に瞬いおいるようです。小窓に䜿われおいるペヌペヌパフは、䜜家ずのワヌクショップにより、゚ルメスのスタッフが制䜜したものです。

アヌティストプロフィヌル Artist Profile

クリスティヌナ・キム Christina Kim​

垃を䞻䜓ずしお、サむトスペシフィックなむンスタレヌションや環境の制䜜を手掛ける。制䜜プロセスずハンドメむドであるこずにこだわった姿勢を貫きながら、グロヌバルで持続可胜なデザむンの実践で知られ、その創䜜毎に玠材を知的に再生させるこずを远求しおいる。タむム誌の「Innovators of the Year」2003幎に挙げられ、NPO団䜓Aid to Artisansによる「Innovation in Craft」2006幎を受賞。韓囜゜りル生たれ。1971幎、10代で米囜に枡り、ワシントン倧孊で画家ゞェむコブ・ロヌレンスに垫事し、矎術の孊䜍を取埗。ロサンれルス圚䜏。
フォトクレゞット© Satoshi Asakawa / Courtesy of HermÚs Japon