特別プログラム「チネチッタ」 | エルメス - Hermes

GINZA MAISON HERMÈS

Le Studio

特別プログラム「チネチッタ」
CINECITTA

演じる。遊ぶ。プレイフルな人生!
2018.9.22(土)~10.28(日)

ル・ステュディオは銀座メゾンエルメス10階にある40席のプライベートシネマです。
9月・10月のル・ステュディオは、映画の街・撮影所をテーマにした秋の特別プログラム「チネチッタ」。
通常の上映会に加え、展示やトークセッションをお届けします。

撮影現場となったパリの街を舞台に破天荒な物語が繰り広げられる『イルマ・ヴェップ』。
劇中劇の手法でイタリアの巨匠が蘇る『フェデリコという不思議な存在』。
上映会では2つの作品を通じて映画の現場で生みだされる物語の魅力に迫ります。

そして、知る人ぞ知る「映画の街」青梅。
映画看板のある独自の街並みをカメラに収めたインスタレーション展示やル・ステュディオのプログラム・ディレクターほか多彩なゲストでお届けするトークセッションも開催。
映画の街で生きる情熱溢れる人びとに触れるプログラムをどうぞお楽しみください。

※本プログラムでは、お一人様各作品一回ずつ、トークセッションA~Dの中から1つをご予約いただけます。

フォトクレジット:©Vortex Sutra / © OMECITTA, 2017, Chantal Stoman

 

  • 『フェデリコという不思議な存在』

    Che strano chiamarsi Federico

    2013年/イタリア/97分/カラー/ブルーレイ

    上映日:9月22日(土)、9月23日(日)、9月24日(月)、9月28日(金)、9月29日(土)、9月30日(日)、10月26日(金)、10月27日(土)、10月28日(日)

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  • 『イルマ・ヴェップ』

    Irma Vep

    1996年/フランス/98分/カラー/ブルーレイ

    上映日:10月6日(土)、10月7日(日)、10月8日(月)、10月12日(金)、10月13日(土)、10月14日(日)、10月20日(土)、10月21日(日)

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「チネチッタ」トークセッション

『オウメチッタ』のシャンタル・ストマン、青梅市の歴史についての著作をもつ大倉十彌也、国立映画アーカイブの岡田秀則、ル・ステュディオのプログラム・ディレクター、アレキサンドル・ティケニスの4名を招き、映画・街・チネチッタをめぐってのトークセッションをお届けします。 (日本語通訳付き/各回80分)

9/22(土) 17:00~18:20
トークセッションA 「青梅と映画」 + ドキュメンタリー『オウメチッタ』上映(約27分)
シャンタル・ストマン(写真家)
対談ゲスト:大倉十彌也

青梅の街には、いたるところに「映画」があります。青梅出身の看板絵師・久保板観(本名・久保昇 1941-2018)によって一枚一枚手書きで描かれた映画看板に魅せられた仏の写真家シャンタル・ストマンは、2017年より青梅に通い、「オウメチッタ」と名づけた写真のシリーズを制作しました。対談ゲストの大倉十彌也は、青梅まちづくりネットワークの活動や著作を通じて、青梅の町の魅力を発信し続けています。知る人ぞ知る映画の街の裏舞台について、二人が語り合います。


9/23(日) 14:00~15:20
トークセッションB 「映画ポスターが語るもの」
シャンタル・ストマン(写真家)
対談ゲスト:岡田秀則(国立映画アーカイブ)

映画の看板やポスターは、映画の時代背景を証言する貴重な資料です。映画館の入り口や街角で目にするポスターの魅力に立ちどまったことはありませんか?映画の世界観を余すことなく伝えるメディアであるポスターはその独自なグラフィズムの楽しみを映画文化に提供してきました。日本で唯一の国立映画専門機関である国立映画アーカイブは映画の保存・研究・公開を通じて映画文化の振興を行っており、58,000点を超えるポスターを収蔵しています。映画ポスター文化を研究フィールドとする国立映画アーカイブ主任研究員の岡田秀則をゲストに迎え、その魅力に迫ります。


10/6(土)14:00~15:20 10/7(日)14:00~15:20
トークセッションC 「映画とチネチッタ」
アレキサンドル・ティケニス(ル・ステュディオ プログラム・ディレクター)

ル・ステュディオのプログラム・ディレクターが、本プログラムのセレクション作品を中心に、「チネチッタ」(映画の都市、撮影所)について語ります。映画を発明し、フランス映画の舞台として神話的な存在となったパリの映画をめぐる皮肉な人間関係、「テヴェレ川沿いのハリウッド」と呼ばれた撮影所「チネチッタ」に住みついたフェリーニと親友の散策する夜のローマ、そして、青梅の街並みに突然表れる名作映画の往年のスターたち。 本プログラムの見どころである、映画をこよなく愛する人びとの情熱や生きざまをお楽しみください。


10/6(土)17:00~18:20
トークセッションD「街に飛び出した映画」 ドキュメンタリー『オウメチッタ』上映(約27分)
アレキサンドル・ティケニス(ル・ステュディオ プログラム・ディレクター)
対談ゲスト:シャンタル・ストマン(写真家)

撮影所から、映画館から、街へと飛び出してゆくシネマ。『オウメチッタ』の撮影や映画製作についての秘話をストマンとティケニスが語ります。


大倉十彌也 (おおくらとみや)
1943年青梅町生まれ。熊本で幼少期を過ごし、1951年青梅市の誕生時に再転入、以来青梅在住。映画看板絵師の久保板観(1941-2018)は同じ小・中学校の先輩にあたる。市郷土資料室長を務めた後青梅まちづくりネットワーク副理事長。著書に「青梅再発見」(2014年)など。現在も青梅市ボランティアガイドとして精力的に活動を続ける。

岡田秀則 (おかだひでのり)
1968年生まれ。国立映画アーカイブ主任研究員として、映画のフィルムや関連資料の収集・保存、上映企画などに携わり、2007年からは映画展覧会のキュレーションを担当。また国内外の映画史を踏まえた論考、エッセイを多数発表している。著書に『映画という《物体X》』(2016年)、共著に『クリス・マルケル 遊動と闘争のシネアスト』(2014年)など。

Alexandre Tsekenis (アレキサンドル・ティケニス)
ル・ステュディオ プログラム・ディレクター。1960年、ギリシャ生まれ。パリ在住。建築家・舞台美術家として、映画やコンテンポラリー・ダンスの舞台美術を制作。専門は映画史。パリ国立映画学校(La Fémis)やパリ第3大学などで教鞭をとったのち、現在はパリのインディペンデントシネマ「Le Grand Action」主宰。
 

シャンタル・ストマン/オウメチッタ

ル・ステュディオのロビーでは手描きの映画看板に彩られた街、青梅を舞台に撮影されたシャンタル・ストマンの写真作品『オウメチッタ』を特別インスタレーションにてご紹介。上映日の11:00~18:00(最終入場)までご鑑賞いただけます。

『オウメチッタ』
青梅の街には、いたるところに「映画」があります。戦後、青梅には3軒の芸術系の映画館があって、国内外の名画を上映していました。『アラビアのロレンス』『エデンの東』『道』『カサブランカ』『俺たちに明日はない』...数々の名作映画の看板は、当時の映画ブームを物語る貴重な資料として、また今でも街の景観として、人びとの日常の舞台にも寄り添っています。
青梅出身の看板絵師・久保板観(本名・久保昇 1941-2018)によって一枚一枚手書きで描かれた映画看板に魅せられた仏の写真家シャンタル・ストマンは、2017年より青梅に通い、「オウメチッタ」と名づけた写真のシリーズを制作しました。記憶と時間の織り成す特別な青梅の街の姿を、インスタレーション展示でご紹介いたします。

Chantal Stoman (シャンタル・ストマン)
パリを拠点に活動するフランス人写真家。個人の私生活と大都市との関係を、透徹した視線でとらえた写真を発表している。2006年のデビュー作『A Woman’s Obsession』は日本で撮影され、以来魅了され続けているという東京に訪れた回数は30回以上にのぼる。その他の作品集に『Lost Highway』(2012年)、『L’Image Culte』(2014年)、『Views』(2017年)など。