『色とファンタジーⅡ』| エルメス - Hermes

GINZA MAISON HERMÈS

Le Studio

『色とファンタジーⅡ』
Colours and fantasyⅡ

色とファンタジー
2004.7.3(土)~8.21(土)

ル・ステュディオは銀座メゾンエルメス10階にある40席のプライベートシネマです。

 

『色とファンタジーⅢ』Colours and fantasyⅡ

アイドルたち Les Idoles
1968年/フランス/90分/カラー


監督:マルク・オー
出演:ビュル・オジェ、ピエール・クレモンティ、ジャン=ピエール・カルフォン、ベルナデット・ラフォン、ヴァレリー・ラグランジュ
衣装:ジャン・ブカン
音楽:ステファン・ヴィラール
フォトクレジット:© STEP BY STEP CO,LTD / Marc' O
 

作品について About Film

1968年、パリ。カルティエ・ラタンのある映画館で、一本の映画が公開され、毎晩、観客が入りきれないほど会場は満席となる。マルク・オーの『アイドルたち』は、同名戯曲が映画化された作品で、今日でも、フランス映画の中でもっとも風変わりな作品の1本として有名であり、映画史の中でも重要な出来事のひとつとして記録されている。 様々な理由によって本作はカルト的人気があり、また古典となっている作品でもある。たとえば、その理由のひとつに、マルク・オーや、俳優たち、スタッフたちにとって、68年5月革命により大規模に表明された自由への欲求がある。また、マルク・オーがフランスのクリエーター界でまったく特別な位置にいること。劇作家であり、演出家、エッセイスト、編集者、プロデューサー、そしていまも変わらず、真の快楽主義者で、自分の生きる世界についてねばり強く批判し続ける哲学者であること。20年代のもっとも過激な追求を援用しながら、俳優の演技やパフォーマンスについて非常に革命的な試みを行ったこと。ヌーヴェルヴァーグに与えた重要な影響(ジャン・ユスターシュはこの作品の編集を担当し、ジャック・リヴェットは本作に出演している俳優たちを『狂気の愛』に再び集結させた)。 たしかに古典的ではあるのだが、重要なことを忘れないようにしよう。ビュル・オジェの驚くべき美しさ、ジャン=ピエール・カルフォンの奇行のもの悲しげさ、ピエール・クレモンティの際限ない独創性、前衛的デザイナーとして当時活躍していたジャン・ブカンの衣装、そして作品を貫通する絶え間ないユーモア。それらすべてが結晶し、『アイドルたち』は、ダイレクトな表現と過激な知性に支えられた風刺文のような作品として、つねに、そしてこれまでにない程現代的意義を放っている。

パトリック・バンサール(ル・ステュディオ プログラム・ディレクター)​
 

上映スケジュール Schedule

上映日
2004年7月3日(土)~8月21日(土) 毎週土曜日

上映時間
11:00/14:00/16:30
 

会場 Access

銀座メゾンエルメス  ル・ステュディオ
(東京都中央区銀座5‐4‐1 10階 TEL: 03-3569-3300)
 

予約 Reservation

※このプログラムの上映は既に終了いたしております。