パラの模型/ぼくらの空中楼閣: パラモデル展 | エルメス - Hermes

GINZA MAISON HERMÈS

Le Forum

パラの模型/ぼくらの空中楼閣: パラモデル展
para-modeling / Chimerical Scheme of Paramodellia : paramodel

2013.2.16(土)~5.6(月・祝)

2013年最初の展覧会は、プラレールやミニカーといった玩具で空間を埋め尽くしてゆく展示で注目を集めるアートユニット、パラモデルによる新作インスタレーションでスタートします。
パラモデルは、林泰彦と中野裕介が2001年に結成したアートユニットで、国内外の美術館などで場をダイナミックに使ったサイトスペシフィックな作品を発表してきました。

ユニット名である「パラモデル」は、彼らの制作哲学そのものを示すキーワードとして、過去から現在に至るまで展覧会や作品のタイトルなどにも頻繁に使用されています。
「パラ」は接頭語としてパラレル、パラドックス、パラメーター、パラサイト、パラダイスなどの言葉を示唆し、また「モデル」は模型、設計図を連想させます。これら二つの言葉による造語ですが、言葉に導かれるように、彼らのインスタレーションも無数の可能性を誘発します。建築パーツや部品から組み立てられた世界は、極度にコード化されてゆく現代を象徴的に示しながら、永遠に組み直されてゆく都市や有機体のように広がり続けます。

林と中野は、メゾンエルメスという東京の中心に位置するガラスブロックのビル中で、それぞれの手法で都市を読み解き、妄想を膨らませてゆきます。今回は二つのタイトルを掲げたそれぞれの個展となっています。ガラスブロックで覆われたレンゾ・ピアノの現代建築に対する二人の尽きることなき興味をもとに、中野はブルーノ・タウトの「都市の冠」につながる地縁的文脈から、林は建築ユニットとして、構造基盤だけでなくデザインとしても可視化された方眼から手がかりをつかみました。空間をどこまでも模型化してゆくインスタレーション、仮囲いシートに出現する空中楼閣と見まがうドローイング。
二人の世界は、時に部品あるいは全体となりながら、綿密でありながら幻影的な、複雑な世界をつくり上げます。ユニットの新たな可能性を追求するかのように、展覧会という仮想空間でのメタフィジカルな模型遊びは永遠に続いてきます。

展覧会ブックレット

展覧会の様子を記録したブックレットをオンラインでご覧いただけます。
 

アーティストプロフィール Artist Profile

パラモデル Paramodel

林泰彦(1971年生まれ。2001年京都市立芸術大学構想設計専攻卒業)と中野裕介(1976年生まれ。2002年同大学院日本画専攻修了)が2001年に結成したアートユニット
 

開館時間 Opening Hours

月~土 11:00~20:00(最終入場は19:30まで)
日   11:00~19:00(最終入場は18:30まで)

基本情報 Information

会期
2013年2月16日(土)~5月6日(月・祝)
休館日: 会期中無休
入場料:無料
会場: 銀座メゾンエルメス フォーラム(東京都中央区銀座5‐4‐1 8階 TEL: 03-3569-3300)
主催: エルメス財団