ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー展 | エルメス - Hermes

GINZA MAISON HERMÈS

Le Forum

ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー展
Janet Cardiff & George Bures Miller

2009.2.24(火)~5.17(日)

ジャネット・カーディフとジョージ・ビュレス・ミラー。人間のあらゆる知覚を呼び覚まし、別の場所、時間、思考へと誘うような、二人のアーティストによる展覧会です。
ジャネット・カーディフ(1957 年生まれ)とジョージ・ビュレス・ミラー(1960 年生まれ)はカナダ人アーティスト。現在カナダのブリティッシュコロンビア州グリンドロッドと、ドイツのベルリンを拠点として活躍しています。
この展覧会は、彼らの代表的な2作品により構成されています。《The Forty-Part Motet 40声のモテット》(2001年制作)は、40のパートから成る楽曲のサウンド・インスタレーションです。会場に並べられた40個のスピーカーひとつひとつから、各パートを受け持つ歌い手の声が発せられ、観客はそれぞれの歌い手の間を自由に歩き回るような体験ができます。楽曲の進行とともに音は融合し、やがて空間に反響するひとつの歌声となるとき、我々は目の前のスピーカーが音を発しているという単純な視覚的事実から解放されていきます。アメリカやヨーロッパそれぞれの会場で、音がその場所の特性を投影し共鳴させる本作品、日本ではこの展覧会が初めての公開です。
《Night Canoeing ナイト・カヌーイング」(2004年制作)は、一筋の光も入り込まないブラックボックスの中で映像を見る作品です。夜の闇の中、懐中電灯の灯りひとつで下る川の様子は、水の音やささやく声とともに周囲の気配を伺うかのように我々の感覚を際立たせてゆきます。カヌーに同乗しているような親密さと、我々が暗闇から声をひそめて覗き見をしているような不思議な緊張感を同時に感じるような体験がもたらされます。
一見無機質な装置が呼び起こす、エモーショナルな世界。見るものの知覚を揺さぶる彼らの表現は、フォーラムの空間を通常の視覚というリアリズムから解放する機会となるでしょう。

アーティストプロフィール Artist Profile

ジャネット・カーディフ Janet Cardiff

1957年、カナダ、オンタリオ州、ブリュッセル生まれ。
ドイツ、ベルリンおよびカナダ、ブリティッシュコロンビア州グリンドロッド在住。

ジョージ・ビュレス・ミラー George Bures Miller

1960年、カナダ、アルバータ州、ヴェグレヴィル生まれ。
ドイツ、ベルリンおよびカナダ、ブリティッシュコロンビア州グリンドロッド在住。
 

開館時間 Opening Hours

月~土 11:00~20:00(最終入場は19:30まで)
日   11:00~19:00(最終入場は18:30まで)

基本情報 Information

会期
2009年2月24日(火)~5月17日(日)
休館日: エルメス銀座店の営業日に準ずる
入場料:無料
会場: 銀座メゾンエルメス フォーラム(東京都中央区銀座5‐4‐1 8階 TEL: 03-3569-3300)