国連グローバル・コンパクト:国際社会の行動規範 | Hermes

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国連グローバル・コンパクト:国際社会の行動規範

人権の保護、世界共通の労働基準や環境基準、腐敗の防止…。国連グローバル・コンパクトに参加する企業や組織に課される責任は、世界人権宣言、労働における基本的原則及び権利に関するILO宣言、環境と開発に関するリオ宣言、腐敗の防止に関する国際連合条約に基づいて定められています。
 
グローバル化が進む経済環境において、地球の持続可能な発展に寄与するために、企業は世界市民としてどう行動すべきか。国連グローバル・コンパクトは、こうした疑問から始まりました。この国際イニシアティブは、コフィー・アナン国連事務総長(当時)が1999年に提唱したものです。この枠組みに署名する企業・団体は、人権保護、国際労働基準、環境保護、腐敗の防止に関わる10の基本原則に賛同した上で、その実現に向けた自発的な取り組みを重ねていくこととなります。 国連グローバル・コンパクトに署名した企業は毎年、「COP(Communication on Progress)」と呼ばれる、進捗に関する年次報告を行います。署名企業には、人材や地球に対して、また企業のすべての事業活動において、これら10原則をどのように実践しているかの詳細な報告が求められます。
倫理憲章、適正実施基準、社会的対話の実施、人事施策、内部統制および内部監査を行う委員会など、エルメスは自社のグッドプラクティス(公正な商慣行)を21の基準に基づいて検証しており、「GCアドバンスト基準(GC Advanced Criteria)」を満たす最高レベルのCOPと評価されています。
国連は、署名企業がグローバル・コンパクトの10原則を事業戦略や手順に取り入れることで、各企業は大きな利益を得ることができるとしています。なぜなら、各企業はこのイニシアティブに取り組むことにより、地球の持続可能な発展だけでなく、自らの持続可能な発展に必要な要件をも満たすことができるからです。


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エルメスの足跡

  • Les femmes et les hommes

    エルメスの男女合わせて1万3500人の従業員のうち、最も多いのは職人で、その数は4500人にのぼります。人が核となる手仕事の世界には、変化がつきものです。職業訓練を行い、技術を伝承し、成長を促し、健やかで幸せな生活を守り、絆を築く……。 エルメスはこうしたアプローチを通して、エルメスで働くすべての人それぞれの自己実現をサポートすることを目指しています。
  • The Planet

    エルメスは、約20の製品部門において、自然がもたらしてくれるこの上ない素材を、いっそう美しく輝かせるよう努めています。エルメスの職人による手仕事には、レザーやシルク、織物、木材、クリスタル、貴金属といった素材への敬意が絶えず込められています。
    貴重な資源を守り、最適な用途を考え、再び価値を与え、形作る……。私たちには、こうした資源を持続可能な形で使うという義務があります。
  • The communities

    エルメスは世界に52の生産拠点を有し、そのうち41カ所はフランス国内にあります。また、世界各地に300以上の店舗を展開しており、それぞれの地域において、サプライヤーやパートナー、地域との密接な関係を築いています。暮らしを豊かにし、協調し、革新をもたらし、積極的に取り組むこと。地域に根ざした企業として、持続可能な絆を築いていくこと、それが私たちの役割なのです。