オブジェの秘密

繊細にして艶やかなピヴォワンヌ(シャクナゲ)が、建築物のはるか上空にまで立ち上がっています。大きさを逆転させるという詩的な遊び。細部まで綿密に描き込まれた想像上の都市の上でピヴォワンヌは咲き誇ります。美しい宮殿も豪奢な邸宅も、巨大な植物の安住の地となってしまったようです。オクターヴ・マルサルとテオ・デ・グエルツはこの共同制作を心から楽しみ、互いの世界観、夢、ヴィジョンを語り合いました。彼らが創造した理想郷のような世界は、見る者を深い瞑想の旅へと誘います。たとえ首に巻かれて一部分しか見えなくても、この幻想的なデザインの意図は十二分に伝わってきます。

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