GINZA MAISON HERMÈS
Le Forum
SKILLS ACADEMY: SUMMER CLASS
スキル・アカデミー:夏のオープンクラス
「土に学ぶ、五感で考える」成果発表
"Earth-Life Learning"
2024.7.13(土)~8.18(日)
エルメス財団は、自然素材にまつわるスキル(職人技術や手わざ)の伝承、拡張、知識の共有を目指すプログラム「スキル・アカデミー」の一環として、2024年3月に、中高生を対象にした春のワークショップ「土に学ぶ、五感で考える」を開催いたしました。
その成果発表となる本企画「夏のオープンクラス」は、春に得たさまざまな土との出会いを入口に、土にまつわる学際的なスキルを広く共有すると同時に、土を廻って交差する時間軸について継続的に学び、考える場となることを目指します。
土は、地球が生まれ、大地がまだ海の中にいた頃からの記憶をもつ、人間の一生を遥かに超えた時間を宿す素材であり、太古から、動物・植物・土壌生物・微生物などあらゆる生物のすみかとして、その生命を育む場となってきました。また、地球上の人口の約3分の1は、土の建築に住んでいると言われています。本企画では、土をひとつのタイム・ベーストなメディアとして捉えます。ここで扱う時間軸は、生と死、起きることや眠ること、その循環、その間にある生命の営みや生活といった人間中心のできごとにとどまりません。人間以外の生物、あるいは地質学的なスケールで土の時間といった、死や眠りを超えて後世へ遺され、再生し続ける土について、五感で体験し、味わう、会期を通して変化する学びの場を観客のみなさんとともにつくっていきます。
春の中高生向けワークショップ「土に学ぶ、五感で考える」 アーカイブページはこちら
スキル・アカデミーの活動全体についてはこちら
プレ・ワークショップ
6/22(土)、6/23(日)、6/29(土)、6/30(日)、7/6日(土)、7/7(日)
土からつくる・手でつくる:藤森照信氏監修の建築をつくるワークショップ
土は、特別な道具がなくとも、手や身体だけで建築することのできる数少ない素材のひとつです。そこで、展示の中心となる家としての建築を参加型ワークショップでつくるところから「夏のオープンクラス」は始まります。監修には、建築史家/建築家である藤森照信氏をお迎えします。藤森氏はフォーラムでの展覧会(2007/2010)や、スキル・アカデミーの書籍『Savoir & Faire木』(2021)へもご寄稿頂くなど、エルメス財団の学びに関わってこられました。今回は春に講師を務めてくださいました土建築研究者・山田宮土理氏と左官職人・都倉達弥氏とともに、土に覆われる建築に挑戦しましょう。
一般会期
7/13(土)~8/18(日)
土から学ぶ・手入れする:土の「スキル」を継続的に学ぶプラットフォームとしての展示・イベント
家としての建築とその庭のように広がる展示空間は、「呼吸する」「代謝する」「排泄する」「休む」といった生命維持に必要な様々な機能をもった「すみか」として、様々な人やもの、環境を受け容れながら、アクティベートされていきます。春のワークショップに関連する縄文土器や資料展示に加え、アーティストの西條茜氏、三原聡一郎氏らも展示に参加するだけではなく、土やスキルをより広く探求すべく、新たなゲストも迎えながら、トーク・セッションやワークショップなど会期中さまざまなイベントを開催予定です。
土に還す・手渡す:自らつくった「すみか」を土に還す、土のない場所で土を想像するワークショップ
自らの手でつくった「すみか」も、私たちが放棄してしまったら、「手入れ」をしなくなったらどうなってしまうのでしょうか?自分の手の及ばない時間までを想像しながら素材を扱うことが、自然素材とのサステナブルな関わり方であると言えるでしょう。本展の最後では、土からつくった自らの「すみか」をどのように土に還す・手渡すことができるか、再び土との接触を失った都市生活においてどのように土を想像し、土との関わりを持ち続けることができるかについて、アーティストの保良雄氏、演出家/ダンサーの倉田翠氏とともに考えていきます。
ひとりひとりの手や身体で土に触れ、土を使い、土から想像する「スキル」を学ぶことは、都市化によって土との接触や、すまうことのリアリティが奪われた日常へ、連綿と続く生態系の循環の中で生きる人間としての生〔生命・生活〕や土〔土壌・土地〕の実感を取り戻す試みであるともいえるでしょう。
出展・展示協力(敬称略)
藤森照信 (建築史家、建築家)
都倉達弥(左官職人)
山田宮土理(土建築研究者 / 早稲田大学准教授)
保良雄(現代美術家)
西條茜(美術家/陶芸家)
三原聡一郎(メディアアーティスト)
井原宏蕗(彫刻家)
倉田翠(演出家、ダンサー)
大崎清夏(詩人)
東京都埋蔵文化財センター
金子守恵(人類学者 / 京都大学准教授)
藤井一至(土の研究者/ 森林総合研究所主任研究員)
田辺年男(「ヌキテパ」オーナーシェフ)
基本情報 Information
会期:2024年7月13日(土)~8月18日(日)
開館時間:11:00–19:00(入場は18:30まで)
※ 最終日8/18(日)は、17時閉館となります。(入場は16:30まで)
休館日:8月16日(金)
※ 主な作品展示は8月15日(木)までとなり、8/17(土)・8/18(日)は「土の家」のみの展示となります。予めご了承ください。
※開館日時は予告なしに変更の可能性がございます。随時こちらでお知らせ致します。
入場料: 無料
会場: 銀座メゾンエルメス フォーラム 8・9階
(中央区銀座5-4-1 TEL 03-3569-3300)
主催: エルメス財団
関連イベント
1.プレ・ワークショップ
建築史家/建築家である藤森照信氏の監修によって、本展の中心となる「家」として設計された建築を、左官職人・都倉達弥氏と土建築研究者・山田宮土理氏とともにつくるワークショップ。
■開催日:
土壁づくりの体験…2024年6月22日(土)、23日(日)、29日(土)、30日(日)14:00-17:00
左官職人さんによる実演…2024年7月6日(土)、7日(日)10:00-12:00
■定員:各日程10~15名
■対象年齢:10歳以上
[募集は終了しました]
2.会期中のイベント
会期をとおして、「土」にかかわるさまざまなスキルに触れる、
トークや上映会、ワークショップやパフォーマンスを開催していきます。
いずれも応募者多数の場合は抽選となります。
企画によって、定員や対象年齢、応募締切が異なります。ご確認ください。
トーク / 上映会(抽選)
■トーク「身体のゆくえ」美術家/陶芸家・西條茜さん
7/13(土)14:00~15:00
(定員20名、応募締切 7/4 木、結果通知 7/5 金)
■トーク「お茶とテロワールをめぐる時間の旅」調香師・沙里さん、月ヶ瀬健康茶園・岩田文明さん
7/28(日)17:30~18:30
(定員40名、応募締切 7/18 木、結果通知 7/19 金)
■トーク「土(つち)と土地(とち)の未来」詩人・管啓次郎さん、写真家/映画監督・赤阪友昭さん
8/10(土)17:30~18:30
(定員40名、応募締切 7/30 火、結果通知 7/31 水)
■上映会『うつわ 食器の文化』
8/1(木)19:00~19:45 / 8/4(日)19:00~19:45
(各回定員40名、応募締切 7/18 木、結果通知 7/19 金)
■上映会『新しい野生の地―リワイルディング』
8/8(木)19:00~20:40 / 8/10(土)19:00~20:40
(各回定員40名、応募締切 7/30 火、結果通知 7/31 水)
ワークショップ(抽選)
■メディアアーティスト・三原聡一郎さんによるワークショップ「土からインクをつくろう」
7/15(月・祝) 13:00~14:00 / 17:00~18:00
(各回定員15名、対象年齢12歳以上、応募締切 7/7 日、結果通知 7/8 月)
■彫刻家・井原宏蕗さんによる町歩きワークショップ「ミミズからみたせかい」
7/21(日) 16:00~17:00 / 18:00~19:00
(各回定員10名、対象年齢10歳以上、応募締切 7/7 日、結果通知 7/8 月)
■調香師・沙里さんによるワークショップ「お茶の香りを聞く、土の香りを聞く」
7/28(日) 13:00~14:30 / 15:00~16:30
(各回定員15名、対象年齢10歳以上、応募締切 7/18 木、結果通知 7/19 金)
■詩人・大崎清夏さんによる、言葉と遊ぶワークショップ「土の言葉をみんなで掘る」
8/4(日) 13:00~15:00 / 16:00-18:00
(各回定員10名、対象年齢12歳以上、応募締切 7/18 木、結果通知 7/19 金)
パフォーマンス(抽選)
■倉田翠さん演出・構成のパフォーマンス(ワークショップ参加者の成果発表公演)
「感触を踊る。その終わり、その先へ」
8/18(日)17:00-18:00
(定員40名、応募締切 8/8 木、結果通知 8/9 金)
イベントの詳しい紹介はこちら
3. 公開制作
現代美術家・保良雄さんによる公開制作を行います。
下記の日程で、開館時間のあいだ、不定期に行われます。
8/3(土)、4日(日)、5日(月)、9日(金)、10日(土)、11日(日)
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